ウチで育てているアスパラやベリーなどの小果樹類。
栽培については、草を少し刈りその上に米ぬかを施している程度。
そんな畑は結構草ボウボウだったりして、見た目は耕作放棄しているような感じ。
でもこの草ボウボウ、決して耕作放棄ではありません。
生えている雑草たちの根が土を耕し、雑草たちが朽ち、そして土に養分を補給してくれます。
一般的には説明がつきにくく、収穫したその結果を見ても納得できないと言われるのが常の栽培手法です。
アスパラは一般的に
除草剤で草を死滅させ
大量の肥料を与え
栽培されます
ウチでは その対局の 栽培を行っています
ルバーブは ”西洋フキ”とも呼ばれますが 実はダイオウの親戚です
畑に勝手に生えるダイオウ(ギシギシ)は 根が強い雑草の王様
そんなダイオウの親戚ルバーブは こんな栽培が抜群にあうのかも
ルバーブは ジャムに使っています
ラズベリー 今春に定植しました
定植初年 少しだけですが 美味しい実を付けてくれました
元来 このあたりでは野生で存在する木の実
自然は肥料も農薬も与えていませんしね
無農薬で無肥料での栽培。それは、外からは何も持ち込まず持ち出さないで栽培するということ。そんな方法で育てられた野菜は、誠にみずみずしく朽ち果てない、生命力あふれたものとなる。
自身の”農”に対する考え方は、
「自然の循環にゆだねられたものでありたい」
というもの。
そんな考え方を究極までつきつめると、この栽培手法にいきつくのかもしれない。
”自然”という環境と、”自然でない”人間とのバランスを取るには、農業という”自然でない”方法を経なければならない。
そのバランスを取るまでには、まだまだこの栽培手法は、不明な点だらけだ。
パン酵房fu-sora