朝起きると雨。まだ雨ばかり降っている。
昼前になって晴れの天気が、強い風とともに山の向こう側からやってきた。
夕方、薪を切っていて、ふと空を見ると西の空も東の空も赤い。このあたりでは、夕日が雲に反射してこういう空の色になることがある。明日は晴れそうだ。
家に帰ってみた天気予報では、明日からずっと晴れの天気。明日、明後日は快晴のようだ。
ずっと雨続きで仕事の内容が単調になっていた。
晴れが続いてくれると、まだ畑に残っている作物を収穫することができる。
もうすぐ冬が来る。悠長にやっているわけにはいかないという気持ちがあり、雨が続くと気持ちが焦るものだ。
午前中は雨まじりの天気。前から予定されていた中学校での学校祭を見に行くことに。
昨年は、そらぽんと一緒に旭川のマラソン大会に行っていたので、学校祭を見ていないのだが、今年は見に行くことができよかったと思う。
この学校祭、全校生徒が力を合わせて、仕上げたという感。自分たちが歌や演技をして発表するという、あたりまえといえばあたりまえの学校祭なのだが、見に来る人たちを楽しませる、また迎え入れるという感じが、全体ににじみ出ていて、見ている方は、嬉しいような何だかほんわかした気持ちになった学校祭だった。
田舎の小規模な中学校なのは、こういう感じが良いなと思う。
自分が中学校の頃を思い出すが、ここまで一生懸命な学校生活を送っていたかどうか?
まして、親が自分の学校祭を見に来ていたという記憶は無い。自分が知らないだけで見にきていたのだろうか?
いずれにしろ、今の生活をしていて、子どもたちの成長をずっとみることができるのは、すごく嬉しいこと。
8年前、小さかった子どもたちは、北海道に行くことなんて望みもしていなかったし、わけも分からなかっただろう。小麦を育てパン屋をやるなんて、子どもたちには何の関係も無いこと。親たちが勝手にしたくて選んだ北海道での生活だ。
そんなことをよそに小さかった子どもたちは、確実に成長している。
来週は、そらぽんの番。小学校の学芸会だ。
パン酵房fu-sora