2009-04-26
曇り後雪 最低-3℃ 最高3℃
今日は寒いです。
2、3日寒いらしいです。
その後気温は、20℃以上まで上がるとのこと。
春まき小麦(春よ恋)を播くのは、その後になりそう。
でも、ゴールデンウィークに入ると厳しい・・・。
昨日、パン屋を閉店したあと、畑を見に行ったら、”シカのやつ”が大事な大事なキタノカオリ(前年秋に播いた秋まき小麦)を喰っているでは無いか!
しかも数えると8頭も・・・
人間が近づくと逃げるでも無く、
ぴょーん、ピョーン
と、ある程度の距離を保ちなが少しずつ離れるという
”全然かわいく無い”動き。
こういうのを見ると
ハンターに電話したくなる。
ま、その前に、畑を囲むように柵をすることに。
冬の間は、雪が積もるから、秋の最後の方に片付けていた柵を出してきた。
この柵、鉄線のワイヤーをよったみたいなので、これに高電圧をかけるというもの。
(太陽電池で充電した電気を使います。農機具展示会で中古で買ったヤツ)
何も知らない新人のシカは、
いつものように小麦を食べにくると
「なんだ?コレ?」
と、鼻先を近づけた瞬間、”ビシッ”という電圧ショックで
飛び上がる。
(飛び上がるかどうかは、知らないが、以前、間違って自分が触れてしまった時、そんな感じがした。あまり触れたくないシロモノ)
ベテランシカは、近よりもせず。
たまに、”運動神経の良いシカ”が
飛び越えて入ったりするのだけども。
ま、それでも、そういうシカは長居はしないので、畑をそんなに荒らさずに出てくれる。
唯一難点は、雑草が伸びる季節になると、
この電気柵に草が触れて、電圧が地中に逃げてしまう。
そうなると、”ただのヒモ”。
シカ、入り放題。
なので、柵の周囲を草刈りし続けなくてはいけない。
とにかく、今日、柵を設置したので、
新芽のキタノカオリをしばらく守れるということ。
柵を設置したあと、小麦に追肥をした。
追肥をしていたら、雪が降ってきた。
魚かすなど使うボカシの有機肥料なので、ちょっと良い香り。
晴れてると、この匂いがアチコチに風で流れて、また新たな動物がくるかもしれない。
匂いを散らさないためにも、この雪は良いかもしれない。
空から来る鳥には、柵の効果無いし。
”大自然”な中での小麦作りも、結構疲れるものです。
いよいよ、始まりです。
帰って、新聞を読んでいたら、
旭山動物園で、エゾシカの生態展示を始めるとの記事。
面白いのだろうか???
追肥をしていたら 雪が降ってきました
パン酵房fu-sora