2009-06-30
曇り時々雨 最低16℃ 最高19℃
パン酵房fu-soraをオープンして、今日でまる2年が経ちました。
オープン日の6月30日は、娘の誕生日。
先日、お店に来ていただいたお客さまと話していたときに思っていたことです。
お客さまには、よく聞かれることなのですが、
「小麦を作ってパンを作る」話。
そんな話をするといつも身の上話のような話になってしまいます。
私たち家族の昔話みたいな話なんですが。
その詳しい話は、お店に来たときに聞いていただくことにして、
そんな話をもうすぐ2年目を迎えるにあたりしていて、いろいろ思い出しました。
8年前の4月に私たち家族は、京都から北海道に移り住んできました。
大好きだった北海道に住みたい
子どもは、やっぱり田舎で育てたい
小麦を作り、パンを焼きたい
そんな願いを胸に北海道に移り住んできたのです。
私自身、6月までは勤め人だったので、最初は、北海道に母と子二人だけで暮らし始めると言う、単身赴任状態でした。
その単身赴任状態を終え、勤め人生活を終えたのが6月30日です。
北海道での生活は、娘が小学1年生というところから始まります。
3年生までの最初の3年間は、私は農業研修生という見習いの立場を送りました。
その後農家として独立します。
娘が4年生から6年生になる3年間になるのですが、その間、農業をし、ひたすらパンに向く美味しい小麦を育てることに没頭する日々を送っていました。
その3年間は、よく周囲に「いつパン屋始めるの?」と聞かれた期間でした。
その質問をされるたび、「また同じことを・・・」と思うことしばし。
自身、小麦作りになかなか納得行かず、
少々疲れていたのかもしれません。
小麦作りの面白さと奥深さに、どんどんと吸い込まれるように送る毎日も
最後の1年は、念願のパン屋を始めるのに
工房になる廃校舎の改装作業にかかっていました。
娘が中学1年生になる移り住んで7年目に、
念願のパン屋を始めることができました。
そのパン屋も今日で、満2歳。
パン屋の屋号には、
fu-sora(ふう、そら)と二人に娘の名前の頭文字を使っています。
娘の成長を見ながら、送ってきた北海道での生活。
娘のために始めたパン焼きから始まった、
小麦作りからのパン。
9年目の北海道での生活。
パン屋は、明日から3年目を迎えます。
娘たちはどんどんと成長しています。
そんな娘たちと同じく、パン屋も成長していきたいものです。
6月30日には、いつも思うことです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
明日からパン酵房fu-sora
3年目を迎えキャンペーンを予定しています。
詳しくは、明日のブログでお知らせします。
今日から心機一転、出来るかぎりコメント返しも・・・
と思っています。
皆さまの声、お届けください。
今後ともよろしくお願いいたします。
パン酵房fu-sora
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